2010年8月16日月曜日

ずっと使える!楽天サーチSEOの基本

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楽天のSEO対策について、ごくごく基本的な事。根本はそれほど変わりませんので、いつまでも使える可能性がある内容です。もっとも、それだけに即効性や影響力が低いとも言えますが。

「楽天SEO」というと、2つの意味で捉えられると思うのでその辺も簡単に書いてみます。

楽天市場(ショッピングモール)のSEOにはごく単純な「事実」が転がっているので、そこを無視しては元も子もなくなります。
かといってそれ単体に頼るべきではないので、やれる事はやる姿勢が大切です。

※2011/6/15加筆



楽天SEOとは


楽天SEOというと、人によっては2つの解釈の仕方があるかと思います。
具体的には、

  • googleやyahoo!での上位表示
  • 楽天市場内検索(楽天サーチ)での上位表示

の2点です。

ここを混同するとややこしくなります。
今回の記事のメイン、は2つ目の「楽天市場内検索での上位表示」と言う意味でのSEOです。

googleやyahoo!のSEO


まず先に、メインではない方のSEO対策について。

googleやyahoo!のSEOに関しては、いろいろなところで言われているように、現実的には気にする必要がありません。
どれほどgoogleやyahoo!を意識して外部リンクを集め、キーワードを整えたとしても報われる事はまず無いでしょう。

リンクジュースの観点から

特にSEOのリンクジュース(ページやドメインの持つSEO的な力)の観点から見ると、外部リンクに関してはひどい物です。
各店舗が行うSEO対策の努力は、楽天のドメインを強める事にはなっても各店舗のページ(ドメインではない)を強める事にはなり得ません

加えて楽天内部から外部への発リンクは事実上禁止されているので、楽天市場自身は自在にそのリンクジュースを扱えます。

楽天はある意味、SEO対策の視点では左うちわで殿様商売だといえます。
ECコンサルのへりくだった態度(横柄な方も居ますが)にだまされてはいけません。

なお、今回の記事でgoogleやyahoo!のSEOはメインとはしませんので、詳しくは下記の他のブログ様を参照してください。
読めば明快に理由が分かる記事です。


ロングテールでコンバージョン

ビッグやミドルワードでは競合店が多く、検索エンジンの検索結果に表示される事は難しいです。
しかし、テールならば可能性はあります

例えば、3語や4語といった検索キーワードの場合だったり、品名などの特殊な固有名詞の場合です。
これらであれば楽天内の競合も少なく、検索エンジンの検索結果のなかでも競合が少ないた検索エンジンへのSEOとして狙ってみても良いでしょう。

ただ、過剰なキーワードはページの質を落としますし、読みにくくなります。
また検索数が少ないだけあってキーワードの決定も難しくなります。

現実的には、商品名をしっかりと記載しつつ商品の説明を丁寧に魅力的に記述するべきです。
SEOの効果を狙いはしますが、具体的なキーワードを志向するよりも語彙や表現の幅を増やしてユーザーにアピールする方向の方が結果的に良いと思われます。

楽天サーチSEO対策


楽天市場で商品を探す場合、キーワード検索とディレクトリ検索があります。

また、特集を組みそれ専用の場所へと誘導するバナー広告もあります。
バナー広告に関しては次から次へと出てきますが基本お金を払わないと載らないので、ここでは取りあげません。

詳しくは後述しますが、楽天で検索エンジンに対するようなSEOが必要なのはキーワード検索だけです。
絞り込みでキーワードを入力しない限りは、ディレクトリ検索にSEOはほとんど関係ありません。

楽天はGoogleではない

忘れてはいけない事は、楽天はgoogle等の検索エンジンではないという事実です。
楽天の検索結果の公平性などは全く期待が出来ず、検索精度も非常にお粗末なのですから。

実際、個人的には求める商品がすぐに検索で出てきた事はありません。
商品を探しやすいようにこれでもかとキーワードを絞っても、欲しい商品がすぐには見つかりませんでした。

もっとも、各店舗の入力内容にも問題が有るのかもしれません。
売らんが為の文章を詰め込めば、無関係なキーワードも出てくるでしょうから。

SEOは実施するお店側の為だけのもの技術だと思われがちですが、実際は違います。
必要な情報を検索できるようになるという点では、SEOはユーザーの為の技術でもあります。

楽天を使うとSEOのユーザー側の側面が強く感じられます。

ディレクトリ検索


ここでいうディレクトリ検索とは、カテゴリーで検索を進める方法です。
例えば、デジタル一眼カメラのD5000を探す時に、「TV・オーディオ・カメラ」のカテゴリーリンクを探してクリックし、「デジタルカメラ」を次にクリックし...と大分類から小分類へと進みます。

ディレクトリ検索の基本

見落としがちですが、このディレクトリ検索結果の並び順は下記の4つのみです。

  • 価格が安い
  • 価格が高い
  • 新着順
  • 感想の件数が多い順(デフォルト)

見て分かる通り、内容の合致度など影も形もありません。
感想も件数が要素であって、評価の質などではありません。

つまりディレクトリ検索で上位に来たければ、上記の4つの要素のいづれかで競合を上回る必要があります
SEO的な考えによりキーワードを入れ込んでも効果はなく、SEOの為の努力は活かされません。

考えようによっては潔い結論ではありますが、安売りを目玉にして「価格が安い」順を狙う以外、直接出来る事は皆無でしょう。

楽天ブラックSEO

もちろん感想の件数を増やす為に、身内や業社にレビュー投稿を依頼するという禁じ手もありますが、近い日付で100件以上の感想が入れば怪しまれます。
楽天にはヘビーユーザーが存在しているので、敏感なその方々の自警団的密告の餌食となる可能性もあります。

ただ、実際にどの程度の違反でどの程度のリスクを負うのかが分からないため、もしかしたら違反覚悟でも有効なのかもしれませんが...。

この意味では、SEOでブラックと言われる手法と同じです。
SEOの手法としてリスキーだけれど、効果が期待できる点などまさブラックSEOそのものでしょう。

キーワード検索


キーワード検索の検索結果の並び順は下記の5つです。

  • 標準(デフォルト)
  • 価格が安い
  • 価格が高い
  • 新着順
  • 感想の件数が多い順

ディレクトリ検索に標準という並び順が加わっています。

この標準は複合的な要素で順位を決定しているようです。

楽天でキーワード検索結果に表示させる為には、商品名/商品キャッチコピー/PC用商品説明文/PC用販売説明文にキーワードが書かれている事が大前提です。
SEOの基本的ルールであるテキストの重要性は、楽天SEOであろうとも変わりはありません

※楽天SEOの内部要因に関する詳細な情報は、こちらのサイトを参照してください。
楽天でのSEOでキーワードが検索の対象となる場所などが書かれており、楽天でSEOを考える際には非常に有益です。
※2012.11.2[追記] 情報を頂き、下記のリンク先が無くなっていることを確認しました。
  • 楽天ショッピングモール内でのSEOとは
    :ランキングi

これらの場所には普通にページを作れば検索にひっかかる為に重要なキーワードが入っているはずなので、場所の心配は必要がないでしょう。

ちなみに、新しくSEO的に狙っているキーワードを追加すると、表示順位はどうなるかというと...。

雑感ではありますが、該当の店舗が他のキーワードで上位にある場合、表示順位は似たような高い位置に来やすいように感じます。
視点を変えると、SEOの要因で言うところのドメインの強さ、みたいなものが店舗ごとにあるようですね。

キーワード検索で重要な点

ここで重要な点は、楽天の検索システムがおそらく商売的なデータ(売上やキャンセル数や買い物かごに入れた数)なども勘案されていると思われる点です。
公平な結果を提供して信頼を得る必要のある、検索エンジンではありません。

その為、一般的に言われるキーワードの出現率等のSEOで何とかなるという事はまずありません。
対策としては、コンバージョンに結びつきやすいキーワードを探すことです。

特定のキーワードで上位に表示でき、且つコンバージョンが高ければ意外と安泰です。
売り上げが上がり感想も増えれば、それだけ重み付けが増すのですから。

反面、売れば売る程有利になる現実は、現在売れている店舗にはなかなか勝てないという結果を暗示しています。

番外編


最近妙に楽天アフィリエイトからの売上が増えたような気もします。
サイトを登録していないと経路が分からないらしいので、個別の判別は出来ませんが...。

先日のSEOセミナーで伺った話やそれを元にした以前の記事で書いた考えを適用すると、楽天アフィリエイトサイトは大切なランディングページだと言えます。

google等の検索エンジンでのSEOを考えた場合も、入り口となるアフィリエイトサイトが上位に表示されることで間接的に上位表示の効果が得られます。

ただし、アフィリエイト経由で売り上げるとアフィリエイターにバックする部分が発生します。
商品の単価は変わらないので、楽天のシステム(RMS)使用料に上記の部分を加えた額が売上から差し引かれます。
売上が圧迫されますので、手放しで喜べる事ではありません。

結び


楽天のSEO対策は実りが少ないといえます。
苦労して内部SEOが出来たとしても、アクセスが増えて売上UPとなる可能性は低いでしょう。

なぜなら楽天内でのSEOは、必ず有料広告に負けるからです。

理由は簡単。

有料広告の表示場所が、楽天サーチの結果表示されるリストの上位だからです。
加えて、TOPページなどに掲載される広告バナーも強い導線です。

どれほどSEOをがんばろうとも、この有料広告のこの優位は崩せません。

有料広告の優位性を認識し、SEOだけに捕われず攻め時と守り時を間違わないことがもっとも大切です。
具体的には、

  • 攻める時は有料広告を検討する
  • 守る時はページ内部のSEOの質を上げる

などです。
広告に投資するかどうかという検討を、外すべきではありません。

楽天市場関係まとめ

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3 件のコメント :

  1. このコメントは投稿者によって削除されました。

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  2. とても参考になりました。ありがとうございます。

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  3. お役に立てましたら何よりです(^_^)

    ご覧いただき誠にありがとうございました!!

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